長年、小学生年代のサッカーを見てきましたがこの年代は同じ学年でも成長の早い子、遅い子によるフィジカルの差がかなり大きいです。
足がずば抜けて速い、身長がずば抜けて高いというだけでかなり優位に立てます。極端な話、フィジカルが普通で一生懸命努力して練習している子より、さほど練習していないけどフィジカルが優れている子がレギュラーになれてしまいます。
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ただ、中学生くらいになると体の大きさ足の速さもある程度、同じくらいになってきます。その時、フィジカルに頼ってサッカーをやってきた子は間違いなく伸び悩みます。
小学生年代は、フィジカルが優れている子も、成長が遅い子も基本的な技術を身に着けることが重要です。
小学生の時、目立っていなかった子でも中学生くらいになって化ける子も多く見てきました。また、小学生時代からフィジカルに優れていて努力も怠らずに頑張った結果Jクラブのユースに入った子も見てきました。
最終的に成功するのは、現状に満足せず常に向上心を持って頑張った子どもが成功するということだけは間違いありません。