少年サッカーに関わる私

少年サッカーに関わる立場での意見などを書いていきます。

育成年代の問題点

ディフェンダーはもっと評価されるべき

少年サッカーに限らずですが、日本のサッカーではDFというポジションに対する評価が低いと思います。 ヨーロッパの試合を見ていると、ゴール前の大ピンチを防いだディフェンダーがガッツポーズをして味方の選手が駆け寄ってきてハイタッチする場面がよくあり…

優しいパスと弱いパスは違う

優しいパスは必要ですが、弱いパスは駄目です。味方の走るスピードを落とさないように出したりするのが優しいパスです。 弱いパスというのは、単純に味方がトラップしやすいパスです。学年が上がってくると相手も上手くなってきてトラップミスが大きいと即、…

スライディング出来ない子どもが多い

少年サッカーの試合を見ていると、蹴らせないように足を出してブロックしに行くプレーはよく見ます。 ただ、最後シュートされたらほぼ失点という場面で届くポジションにいるにも関わらず、スライディングでシュートブロックにいかない選手が非常に多いです。…

少年サッカーのPK戦は残酷

最近は、少年サッカーでもリーグ戦形式が多くなってきていますが大会になればトーナメントになります。引き分けになれば即PK戦になります。 蹴る人数は大人と違って3人です。当然サドンデスはありますが、キッカーに掛かるプレッシャーは大きいと思います。…

両足使えた方がいいですか?

利き足だけでプレーするという方針のチームをときどき見かけることがあります。 そんなチームの保護者の方から「両足使えた方がいいですか?」と聞かれることがあります。答えは言うまでもなく「当たり前です。使えた方がいいに決まっている。」です。 // 利…

ゴールを決めても喜ばないチーム

小学生のチームでゴールを決めても喜ばないチームがいます。大体二通りのパターンに分かれます。 そこそそ強くてコーチの方針でそれを良しとしないチームと、Jリーグの下部組織で勝って当たり前のチームです。 後者の方は、その地方で選ばれた一番上手い子…

小学生年代で痛みを抱えながらプレーすることは百害あって一利なし

小学生年代でも怪我や痛みを抱えながらプレーしている子どもが少なからずいます。中にはテーピングを巻いて試合に望む子も少なくありません。ただ、これは大きな間違いです。いくら重要な試合であっても、その子の今後のサッカー人生をかけてまで望む試合と…

小学生サッカーからセーフティーなプレーをすべきではない

小学生の少年サッカーでも、勝ちに徹するチームは多いです。自陣近くで相手FWにプレッシャーをかけられて苦し紛れにクリアする光景をよく見ます。 ? // 前に向かってクリアするのであればまだ良い方ですが、簡単に諦めてピッチの外に蹴りだすシーンを時々み…

悪質なファールをするチーム

勝つために悪質なファールをするチームをするチームをたまに見かけます。確かに、最後抜かれたディフェンダーが、ファール覚悟で止めることは否定しません。 でも明らかに相手をケガさせるようなファールをするチームがあります。コーチ陣のそれに対して何も…

日本にストライカーが少ないのには理由がある

日本のサッカーのレベルは間違いなく上がってきていると思います。 小学生年代でも、上手い選手が普通にたくさんいます。一昔前では考えられないようなレベルアップをしていると思います。 ? // ただ、少年サッカーに関わっていて日々思っていることがありま…

小学生のサッカーはフィジカルで8割決まるが、それが全てではない

長年、小学生年代のサッカーを見てきましたがこの年代は同じ学年でも成長の早い子、遅い子によるフィジカルの差がかなり大きいです。 足がずば抜けて速い、身長がずば抜けて高いというだけでかなり優位に立てます。極端な話、フィジカルが普通で一生懸命努力…