少年サッカーに関わる私

少年サッカーに関わる立場での意見などを書いていきます。

小学生年代で痛みを抱えながらプレーすることは百害あって一利なし

小学生年代でも怪我や痛みを抱えながらプレーしている子どもが少なからずいます。中にはテーピングを巻いて試合に望む子も少なくありません。ただ、これは大きな間違いです。いくら重要な試合であっても、その子の今後のサッカー人生をかけてまで望む試合というのは小学生のうちには無いと思います。

どこかに痛みを抱えながらプレーしていると、無意識にその部分をかばって他の箇所を痛めたりします。成長過程の小学生にとっては、サッカーだけでの問題ではなく健全な成長にも大きな影響が出てきます。

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サッカーが大好きな子どもは、痛みがあっても無理してやろうとします。でもそこは親やコーチがしっかりと止めるべきです。

1週間くらい休めば万全の体調に戻るところを無理してやって、結果的に何か月もの怪我に悪化するのは本人にとっても親にとっても最悪なことです。

子どもが痛みや違和感を感じている時には、自分自身で今日は練習を休むという判断ができるように教えるべきだと思います。

小学生年代はまだまだ育成年代です。そこでどれだけ活躍しても、身体に不安を抱えた状態で中学、高校に行っても成長は望めません。

サッカーよりも大事なことがあります。子どもの健全な心身の成長です。