当然のことですが、プロサッカー選手になれるのはほんの一握りの人だけです。東大に合格するよりJリーガーになれる確率の方が遥かに低いと言われています。
勿論、小学生年代の子ども達がプロサッカー選手を目指して夢を持って頑張ることはとても素晴らしいことだと思います。
ただ、最近はサッカー熱が高すぎる親御さんが多くなってきているのも事実です。とにかくサッカーだけやってサッカーさえ上手ければ偉いと思っている家庭をよく見ます。そういう家庭で育っている子どもは残念ながら、これから長い人生を生きていく上で大切なものが欠けているケースが多いです。そのような子ども達が、サッカーで駄目になったとき非常に困難な人生が待っているはずです。
親として自分の子どもに期待する気持ちは、私もサッカー少年の父親なのでよく分かります。勿論、親としてサポートしてあげることは大切なことだと思います。
ただ、サッカーだけでなく礼儀など人として本当に大切なこと、勉強の重要性を教えることの方が親として大事なことです。
中学生になるときがサッカー人生の大きな分岐点だと思いますので、客観的に自分の子どもの実力、やる気を見ることも必要なのかなと思います。