少年サッカーに関わる私

少年サッカーに関わる立場での意見などを書いていきます。

間違った練習をやればやるほど下手になる

日本の昔からのスポーツ文化で、とにかく練習量という言葉をよく聞きます。少年サッカーの現場でもよく聞く言葉です。

私はこの考え方に大反対です。上手くなるかどうかは練習の質、内容です。意味のない練習を長時間行っても上手くはなりません。

 

もっと怖いのが、間違った練習を行うことです。例えば、明らかに間違ったドリブルの仕方を練習でずっと続けていると後で直すときに苦労します。一度ついてしまった悪い癖は中々直りません。結果的に練習しない方がまだ良かったというケースも多々あります。

なので、小学生年代の指導者というのは本当に重要です。その指導者が現役だった頃は正しいとされていたことが、今では間違いということも往々にしてあります。

コーチ陣に恵まれたチームに入っている子どもはごぐ一部だと思います。多くのチームでは所謂お父さんコーチなどが教えている現状だと思います。当然そういう方々の頑張りで日本の少年サッカーは成り立っていますので尊敬しています。ただ、本当にすべて正しいことを言っているのかというとそんなことはないというのが現状です。

最近はYouTubeなどで多くの動画が流れています。正解は探せば見つかるという非常に恵まれた状況にあると思います。

正解があるのに探さないのは非常に勿体ない話だと思います。