優しいパスは必要ですが、弱いパスは駄目です。味方の走るスピードを落とさないように出したりするのが優しいパスです。
弱いパスというのは、単純に味方がトラップしやすいパスです。学年が上がってくると相手も上手くなってきてトラップミスが大きいと即、ボールロストになります。だからといって、弱いパスでは相手の寄せも速くなってきているので、パスが通りません。
少年サッカーのコーチで強いパスを出して、味方がトラップミスしたときにパスを出した方を怒る人がいますが、あれは大きな間違いです。トラップ技術の低い受け手側の問題です。
チームとして普段の練習から強いパスを出すようにすれば、自然とトラップも上手くなります。
一般的にトラップをみたら、その選手の実力が大体分かります。それくらいトラップはサッカーの中でも重要なスキルです。
ヨーロッパのサッカーを見てください。シュートみたいなパスを平気でトラップしています。