少年サッカーに関わる私

少年サッカーに関わる立場での意見などを書いていきます。

足が遅くてもプロになれるというのはウソ

時々、足が遅くてもプロになっている選手もいるという話を聞きますが、これは嘘です。勘違いしている人もいますが、これはあくまでサッカー選手の中では遅い方という意味です。

本田圭祐や中村俊輔の足が遅いと言う人がいますが、一般人に比べた遥かに速いです。岡崎慎司がプロになってから、トレーナーを付けて足を速くしたという話は有名だと思いますが、そもそも遅くはなかったと思います。

 

言いたいのは、一定の足の速さがないとプロにはなれないということです。ただ、それは努力で必ず身に付くレベルの速さだと思っています。ウサイン・ボルト並みに速いのは努力だけでなく才能の部分が大きいと思いますが、適切なトレーニングを行えば必ず速くなります。

もし、お子さんの足を速くしてあげたいと思っているのであれば、始める時期は早ければ早いほどいいです。出来れば低学年のうちから始めた方が改善は速いです。

逆に、高学年になってから直そうと思っても間違った走り方が体に染みついてしまっていて改善するのに時間が掛かるケースが多いです。それに加えて高学年になると、自分の足の遅さを認めたくない、サッカーのスキルでカバーするなど、本人が改善する気持ちにならない場合もあります。

今は、YouTubeなどで足を速くするためトレーニング方法の動画が多くあがっていますので、まずは親御さんが研究して正しいフォームが何か、自分の子どものフォームのどこが悪いのかをしっかり把握しましょう。

実際にお子さんの走る姿を動画で撮って、一緒にチェックしながら行うと効果も実感しながらトレーニングを進めることが出来ると思います。

レーニングすれば、必ず足は速くなります。